日本からボストンへ戻る際、United航空にて成田-LA LAーBostonという経路で帰って参りました。「Unitedはご飯がまずい!」と妻が言うとおり、確かに不味いです。しかしこれを我慢して我々がこのUnitedを選ばなくてはならない理由があるのです。それは、
チェレをキャビンまで連れて行ける
ということ。他の航空会社ではケージ(檻)に入れて、人が乗るキャビンではなく動物用収容スペース(たぶん荷物室の近く)に入れられてしまいます。なので、長距離フライト中ずぅぅっと檻の中で過ごさなくてはならないわけです。チェレは元々脚が悪かったり、突然倒れたことも(しかも2回)あり、ケージに入れるのはどうしても避けたかったわけです。そんな折、(たぶんNorthwestも可)Unitedがキャビンまで連れて行って良いという情報を聞いてからは、ずっとUnitedを利用しています。飯まずいけど。
で、今回の旅では妻はあと1週間日本に残るということで、私とチェレの二人っきりの旅になりました。スーツケース・段ボール一個・鞄・そしてチェレのキャリーケースと盛りだくさんの荷物を持って単身ボストンに戻るのは若干不安ではありました。
LA行きの飛行機が飛び立つと、正直チェレはとても静かで、逆に飛行機(大)嫌いの私が飛び立つ瞬間ビビリまくってました。
しかしさすがに長い旅。しばらくするとどうしても「ちょっと!出してよ!」とばかりにケースをがりがり引っ掻いたりします。「あとちょっとだからね〜(大嘘)がまんしようね〜」と子供をあやすように対応しながら、なんとかLAまでの9時間の旅は終了。
LAではいったん荷物を引き取り、チェレの検疫を済ませ、再度チェックインする必要があります。これが結構面倒でした。なにせ、検疫の際、私の鞄に入っていたチェレのご飯が検疫に引っかかるらしく、今食べる分だけ取り出して後は処分!と言われ「え〜!せっかくまだ半分以上残ってるのにぃぃ」と渋々引き渡しました。危うく妻が旅の途中で食べるだろうと作ってくれたおにぎりまで没収されそうになりました(肉が入っていないことを伝えると返してくれました)。
さて、再チェックインが住んで、まず先に行うことはチェレの散歩。なにせ環境の異なる場所(機内)ではまずおしっこをしたりしないので、きっとパンパンにおしっこをためているはずだからです。案の定、一度空港の外で散歩させてやるとおびただしい量の放尿をされてました(あまりに大量なので機内でもらったボトルの水でおしっこを洗い流しました。。。)。ついでにぷりっと脱糞もし、次の便への乗り継ぎ準備も万端!
ゲートに向かう前のセキュリティチェックの際、犬がいる旨を伝えてチェレを見せると、セキュリティが「みんな気をつけろ!凶暴な犬がかみつくぞぉぉ!」という冗談を、ハイハイおもしろいおもしろい、と軽く受け流しゲートへ。LAからボストンへは5時間の旅。さすがに1日に2回も飛行機に乗せられるとあって、チェレもうんざり気味。ケースを引っ掻く頻度も多くなります(こういうときはチェレに対してホントに申し訳なくなります。。。なので機内ではほとんど寝ずに対応してました)。
私自身もうんざりするほどの長い旅。チェレはよく頑張りました。結局ボストンに到着したのは夜11時ごろ。家路についたのは深夜0時を回っていました。