2008.05.19 Monday
卒業式
2年間の総まとめとも言える卒業式が今日執り行われました。
午前中はBoston College全体の催しをAlumni Stadiumにて、そして午後にCarroll School of Managementによる卒業証書授与式が行われました。
これにてMBAとMaster of Financeは修了となり、ここBoston Collegeでの勉学はひとまず終わりとなります。
いずれのMBAも同じことだとは思いますが、この2年間とにかく学ぶことが多かったです。特にFinanceにおいてはMBAと同時進行していたMaster of Financeの部分が大きく、Fixed incomeからCorporate finance、Delivertiveなどなど実に様々なことを学びました。
また、クラスメートとのグループワークでも学ぶことが多くありました。元々金融機関でバリバリ働いていたクラスメートからは、現場での様子や講義では知り得なかった実情を聞いたり、逆に初めて金融を勉強してるクラスメートと次週の課題に切磋琢磨したり、実際に発行されているファイナンシャルレポート張りの企業レポートを作成してみたり、試験勉強に頭を掻きむしる思いをしてみたり、それが終わって「取りあえず試験の話はやめよう」とクラスメートと苦笑いをしてみたり、時に喧嘩をしてみたり。
ずっと以前にこのブログで、MBAはブートキャンプみたいだ、と言ったことがあります。必要な知識を短期間で頭にたたき込み、それが終われば次の習得へ進む。休むことは許されず、大学も手を休めることはしない。学ぶチャンスを取りこぼすことなく、浴びせるように課題を与え、そのチャレンジを真っ向から取り組むクラスメート。
Boston Collegeはクラスサイズが特に小さい大学です。40人ほどのクラスが2つ。2年目の専門科目の履修になれば10人から20人という少人数もざら。毎日のように同じメンバーが顔を合わせている内に、親密度が大きくなっていくのにそう時間はかかりません。
1年目のMBAは日本人私一人、2年目も私一人、後輩もいません。でも日本人がいなくて寂しい思いをしたことはありません。共に学び、辛さを共有できる相手は日本人でなくても良いのです。
今、クラスメートはそれぞれの道を歩み始めます。ここBostonに残る者、他州へ移る者、私のように自国へ帰国する者。それぞれが学んだことを糧に新しい未来へと進んで行きます。不思議ともうお別れ、という感慨深いことを感じることはありません。なぜなら、皆グローバルに活躍する(であろう)クラスメートとなら、何もお別れの言葉なんて言わなくても、いずれどこかで会うことがあると思うのです。
なので、とりあえずしばらく会わなくなるけれど、じゃ、またね。といった感じです。
そうそう、クラスメート以上に、この2年間私を支えてくれた妻と愛犬チェレに、多大なる感謝の気持ちを送りたいと思います。
ありがとう。
午前中はBoston College全体の催しをAlumni Stadiumにて、そして午後にCarroll School of Managementによる卒業証書授与式が行われました。
これにてMBAとMaster of Financeは修了となり、ここBoston Collegeでの勉学はひとまず終わりとなります。
いずれのMBAも同じことだとは思いますが、この2年間とにかく学ぶことが多かったです。特にFinanceにおいてはMBAと同時進行していたMaster of Financeの部分が大きく、Fixed incomeからCorporate finance、Delivertiveなどなど実に様々なことを学びました。
また、クラスメートとのグループワークでも学ぶことが多くありました。元々金融機関でバリバリ働いていたクラスメートからは、現場での様子や講義では知り得なかった実情を聞いたり、逆に初めて金融を勉強してるクラスメートと次週の課題に切磋琢磨したり、実際に発行されているファイナンシャルレポート張りの企業レポートを作成してみたり、試験勉強に頭を掻きむしる思いをしてみたり、それが終わって「取りあえず試験の話はやめよう」とクラスメートと苦笑いをしてみたり、時に喧嘩をしてみたり。
ずっと以前にこのブログで、MBAはブートキャンプみたいだ、と言ったことがあります。必要な知識を短期間で頭にたたき込み、それが終われば次の習得へ進む。休むことは許されず、大学も手を休めることはしない。学ぶチャンスを取りこぼすことなく、浴びせるように課題を与え、そのチャレンジを真っ向から取り組むクラスメート。
Boston Collegeはクラスサイズが特に小さい大学です。40人ほどのクラスが2つ。2年目の専門科目の履修になれば10人から20人という少人数もざら。毎日のように同じメンバーが顔を合わせている内に、親密度が大きくなっていくのにそう時間はかかりません。
1年目のMBAは日本人私一人、2年目も私一人、後輩もいません。でも日本人がいなくて寂しい思いをしたことはありません。共に学び、辛さを共有できる相手は日本人でなくても良いのです。
今、クラスメートはそれぞれの道を歩み始めます。ここBostonに残る者、他州へ移る者、私のように自国へ帰国する者。それぞれが学んだことを糧に新しい未来へと進んで行きます。不思議ともうお別れ、という感慨深いことを感じることはありません。なぜなら、皆グローバルに活躍する(であろう)クラスメートとなら、何もお別れの言葉なんて言わなくても、いずれどこかで会うことがあると思うのです。
なので、とりあえずしばらく会わなくなるけれど、じゃ、またね。といった感じです。
そうそう、クラスメート以上に、この2年間私を支えてくれた妻と愛犬チェレに、多大なる感謝の気持ちを送りたいと思います。
ありがとう。